水溜まり。

日々思ったことを書いてみる

井の中の蛙は幸せ

井の中の蛙は幸せです。

なぜなら大海をしらないから。

知らなければ幸せであることはたくさんある。

テレビを見れば大海をいっぱい見せびらかされる。

有名人、何かしらの業績を達成した人、天才な子供、才能ある人。

なんかそんなものを見せられる。

SNSもあってとても大変。

そんな感じで煽られながら生きている。

井の中にいればそんなことはなかった。

大海さえ知らなければそんなことはなかった。

井の中にいても大海を知らせる人がいる。

そんなところたいしたことない。

お前がやっていることなんて大海に比べたら・・・。

比較される。

 

そんなことを繰り返すものだから、自分自身で他人と比べてしまう。

比較することでいいことなんてない。

比べたところで、最大値を見たらそれ以下になるのは当たり前。

最大値になろうとして苦しんで生きていくのも本末転倒。

 

どんなに頑張ったところで所詮人は井の中の蛙から出ていけない。

どんなに知識を得たところで、知らないことは出てくる。

知っていることを増やしても増やしても、その知っていることからまた知らないことが出てくる。

どんなに頑張ったところで大海になれるわけじゃない。

というか大海になったとて、所詮宇宙に比べたらミジンコみたいなものだ。

 

では宇宙になればいいのではないか?

じゃあ宇宙になったその先は何があるのだろう?

結局、そこから先は同じく井の蛙に成り下がる。

 

そんな戦慄を繰り返すくらいなら井の中の蛙でいたほうが幸せなのかもしれない。