頑張れば良くなるの先にあるもの。
それは「もっと頑張ればもっと良くなる」がある。
より良くしようと思う気持ちはとても大事だと思う。
でもより良くしようとすると、もっと良くなるのではないか?という欲が生まれる。
結局いつまでたっても完成しない。
いつまでたっても終わらない。
完璧主義の正体。
仏教では煩悩とされている。
より良いものを求める。しかしそれに際限はない。
なので求めれば求めるほど良くなるではなくて、逆に苦しくなる。
最近読んだこの本では期待という表現をしていた。
「あなたはあなたが使っている言葉でできている ゲイリー・ジョン・ビショップ (著)」
仕事も同じ。
もっとがんばればいいものはできる。
でもそれに際限はない。
誰かの裁量によってここまでがあるんだろうけど、人によっては際限がないものに対して「もっと良くなるはずだ」を繰り返す。
当然、終わらない残業になる。
なので、「頑張れば良くなる」なんて考えないほうがいい。
そんな煩悩は捨てたほうが良い。
そんな期待はしないほうが良い。
それによってもっと評価を得ようとか、もっと好成績を得ようとか、もっと褒められるようにしようとか、全てやめたほうが良い。捨てたほうが良い。
やったうえでたどり着くところは「もっと〇〇」になるだけ。
なにもうれしくないし、楽しくない。
何もいいことはない。
ただただ苦しいの連続を味わうことになる。
だからよく言われている
・今を生きよう
・ありのままを受け入れよう
という言葉が出てくる。
この考えかたも仏教にある。
もしかしたらほかの宗教でもあるのかもしれない。
そいうことが本当は言いたいのかもしれない。
でも神々しくなりすぎてしまったのかもしれない。
僕は今それを実行している。
実施している。
このまま継続できるかはわからない。
運用できるかはわからない。
でも維持していけたらいいなと思う。
明日も不安だ。
でも不安なのは未来が見えないから。
でも未来が見えないのはあたりまえ。
あたり前なことに怖がっていては何もできない。
だからこそ
・今を生きよう
・ありのままを受け入れよう
となる。
だから今日はもうゆっくり寝よう。