ペンタトニックス
この人たちの歌声がすきで、特に「ハレルヤ」が好きなので、その曲が入っているアルバム「ペンタトニックス・クリスマス」を買った。
ハレルヤはもちろん、ほかの曲も良かった。
ハレルヤという言葉を調べてみた。
アルバムにはこんな曲もある
・神の御子は今宵しも
・神が喜びを下さるように(ほしかげさやけき)
公式が挙げているハレルヤのライブ映像。
このライブ映像ではロウソクみたいなペンライト?をみんな掲げている。
これらを見て音楽ってやっぱり宗教だよなと思った。
宗教だと思ったからと言って、怖いとか気持ち悪いとかネガティブな気持ちがあるわけではなく、むしろ人間らしくて良いなというか。
今の時代、科学の時代になったわけだけど、この音楽も映像も科学の上でなりたっているわけだけど、宗教は全く消えてはおらず顕在していてちゃんと人の生活の中に溶け込んでいるような気がする。
この曲ハレルヤもペンタトニックスの素晴らしい歌声で聞くと、「ありがたや~ありがたや~」なんて思ってしまう。
むしろそうであるべきというすら感じる。
オカルトと感じるのであれば、それもそうだと思う。
ペンタトニックスの歌声にみんな集まってロウソクを掲げていて。
オカルトにすら見える。
ただの歌声になぜみんなは惹かれるのか。
聴いててなぜ「ありがたや~」と感じるのか。
不思議でならない。
これは科学で説明できない。
いずれわかるとも思えない。
だから音楽は宗教だと思う。
そもそも昔は聖歌とかの音楽は宗教のためにあったわけだし。
日本の雅楽もそんな感じ。
素敵なアーティストに惹かれそこに集まり集団を作ってお互い救われた気になる。
無宗教とはなにか?
人は無宗教であることは不可能じゃないのかなと思っている。
科学も宗教の一つなんて言葉もある。
科学は絶対であるというイメージはあるけど、絶対ではない。
資本主義、民主主義とかの思想も宗教の一つだと思う。
みんなお金持ちになれば幸せになれる。
みんな平等になれば幸せになれる。
みんな祈れば幸せになれる。
あまり違いはないように思える。
何かをすれば絶対的な何かが得られる保証はどれもない。
科学は便利をくれるけど幸せをくれるわけではない。
下手したら不幸さえもたらす。
であれば何が絶対なのか?
目の前にあるものが絶対と言えないのであれば、何かを信じるしかない。
雷だってどういった原理なのか説明できないけどなんか科学が証明しているから神の怒りとかではないのだろうって思っている。
そう信じているだけで、実際にその原理を自分の中で理解しているわけではないと思う。ほとんどの人が。
自分だって綺麗に説明できない。
なんか水分がこすれて静電気がたまって、ある程度たまると落ちてくるみたいな・・・
そんな感じ。
だから、思考停止して信じるしかない。
科学がそう言っているんだから
みんなが言っているんだから
先生が言っているんだから
親が言っているんだから
というわけで、僕はなにかを信仰して生きているという宗教の状態だと思っています。
だから無宗教という状態はあり得ないと思っている。
科学だけでなくても資本主義民主主義をなんとなく信じているし、最近知った仏教の考え方も信じている。
信者です。
なので「なんで宗教に入る人がいるんだろう?」「宗教って必要?」「宗教はなくても良い」なんてことはあり得なくて、そもそも人は宗教の中でしか生きられないと思っている。