不安への対処方法
僕が感じている不安というのは未知への恐怖心だった。
なので、その道の部分をつぶせば恐怖心は減ると考えた。
ただ、この本を読んで出鼻をくじかれた思いになった。
この本には「確実なことなんてない、不確実なことからは逃れられない。」といったことが書かれている。
だから「未知への対策なんてしたところで意味がない、そんなことよりも冒険心をもって挑むべき」と言われたような気がした。
言われてみればそうだ。
ものすごくあたり前なことを言われている気がする。
しかし自分自身はその考えで動いていない。
頭ではわかっているけど、体が思った通りに動かないみたいな、そんな感じ。
未知への不安でいっぱいになる。
「じゃあ、未知がない状態になんてなりえるのか?」
そんなわけない。
「未知がない状態」があり得ないなんてことは理屈上はわかってはいる。
「じゃあ、少しでも未知が減ったら満足するのか?」
たぶんそうでもないだろう。
少しでも減ったところでまた未知を見つけて不安になるのだろう。
僕はそういう人間なのかもしれない。
そんな自分自身を受け入れるしかないのかもしれない。
もしくは未知を怖がるのではなく、興味を持ち、仲良く共に生きていくしかないのかもしれない。
両方かもしれない。
この2つを意識して今週は生きてみよう。
Mr.Children「マシンガンをぶっ放せ」
突如として話題が変わるかもしれないけど、僕はこの曲が好きです。
なにが好きかというと歌詞が好きです。
特に以下のフレーズ
「殺人鬼も聖者も凡人も共存してくしかないんですね」
「毒蜘蛛も犬もち乳飲み子も共存すべきだよと言って」
僕はこの歌詞は「世の中汚いもの綺麗なものもあるけど、ともに生きていくしかないよね」という意味でとらえています。
それは実物としてのことではなく、内面的な心の面でも当てはまると思っていて、上に書いた不安という気持ちもこれからずっとなくならないんだから、ともに生きていくしかないんだろうなという思いです。
ジブリ「もののけ姫」のエンディングの「共に生きよう」というのもそういう意味が込められているのではないかと思っている。
お互い完全に分かり合えないよね、でも一緒に生きていくしかないよね。